オウンドメディアの運用代行おすすめ12選!費用や外注先の選び方を徹底解説

オウンドメディアの運用について、「成果が出ず、どうすればいいかわからない」「記事制作のリソースがない」と悩んでいるなら、運用代行の会社に外注するのもひとつの手です。
この記事では、オウンドメディアの運用代行におすすめの会社12選を厳選してご紹介!
その他にも、オウンドメディアの外注に役立つ以下の情報を解説します。
・オウンドメディアとは?
・オウンドメディア運用代行の費用相場
ぜひ最後まで読んで、パートナー選びの参考にしてくださいね。
「カスタムライフ」がおすすめ!

この記事のライター:清水翠
株式会社カスタムライフでコンテンツディレクターを担当。美容、ファッション、通信、不動産など様々なジャンルの執筆経験あり。取材やアンケート調査、検証など徹底的なリサーチが強み。
※この記事は2025年時点での情報をもとに作成しています。
※記事制作について、詳しくはメディアポリシーをご確認ください。
1. オウンドメディアとは?運用代行の費用とサービスを解説
まずは、オウンドメディアの基本と運用代行で「何ができて」「いくらかかるのか」を紹介します。
1-2. オウンドメディア運用代行の費用とサービス

まずはオウンドメディアの概要と、運用代行におけるサービスと費用感についてお伝えします!
1-1. オウンドメディアとは?運営する意味はない?
オウンドメディア(Owned Media)とは、企業が自社運営するメディアです。
- 公式ウェブサイト
- 企業ブログ
- SNS
- パンフレットや広報誌
オウンドメディアを運営する意味は、広告に頼らずに「企業のファン」を増やし、安定した成果を生み出す仕組みを築くことにあります。
オウンドメディアでユーザーが本当に求める価値ある情報を提供することで、リード獲得やCV(コンバージョン)に自然な形で繋げることが可能です。さらに、専門的な情報発信を継続して、その分野での信頼を確立するブランディング効果も期待できます。
短期的な集客だけでなく、長期的に価値を高め続ける「企業の資産を作り上げること」がオウンドメディア運営の本質です。
※CV(コンバージョン):Webサイト上での最終的な成果のこと。資料請求、問い合わせ、商品購入などを指します。

1-2. オウンドメディア運用代行の費用とサービス
オウンドメディア運用の代行会社には、様々な業務を依頼できます。以下の表では、オウンドメディア運用の段階ごとに発生する業務と外注する際の費用目安を解説します。
▼オウンドメディア運用代行の費用とサービス一覧表
▷スクロールできます
運用業務 | 費用の目安 (相場) | サービス詳細 | 業務の例 |
---|---|---|---|
戦略設計 ・企画 | 15万円 ~50万円 | 市場やターゲットを調査・分析し、目標達成に向けて「誰に」「何を」届けるかを具体的に計画します。 | ・市場・競合調査 ・ペルソナ・コンセプト設計 ・キーワード戦略策定 |
サイト制作 ・構築 | 80万円~ 300万円 以上 | オウンドメディアを制作・構築します。見た目以外にユーザー、検索エンジンの三方に配慮した構造が大切です。 | ・UI/UX設計・ワイヤーフレーム作成 ・コーディング ・CMSの導入・設定 |
コンテンツ 制作 | 5万円~ /1記事 | オウンドメディアでは、読者の満足度を高めるために記事執筆などの様々なコンテンツ制作が発生します。 | ・SEO記事執筆 ・取材・インタビュー ・図解・イラスト制作 |
メディア運用 | 5万円~ /月 | コンテンツの公開やSEO最適化などを行います。読者に届けるためにSNSを活用するケースもあります。 | ・CMSへの入稿・更新 ・コメント監視 ・内部リンク最適化 |
効果検証 ・分析 | 5万円~ /月 | オウンドメディア施策の効果検証や、より成果が出るような新たな施策の立案・コンテンツのリライトを行います。 | ・アクセス解析 ・効果測定レポート作成 ・既存記事のリライト提案 |
総合支援 | 50万円~ /月 | オウンドメディア運営の全般を伴走するサービス。内製化支援に対応している場合もあります。 | ・全体業務をサポート ・定例会でのコンサルティング ・内製化支援 |
オウンドメディアの運用代行会社に何を任せたいかを考え、自社の課題と予算感とすり合わせて委託先を検討しましょう。
代行会社の選び方は「7. オウンドメディア運用代行会社の選び方6つのポイント」を参考にしてください。

・コンテンツ制作の人手が足りない
・運営のノウハウがなくてうまくいかない
・現状分析から今後の戦略を練りたい
などの課題から自社に必要な項目を抽出しましょう◎
\メディア運営のプロが相談にのります!/
2. オウンドメディア運用代行におすすめの会社12選 比較一覧表
ここから、課題感や目的ごとにオウンドメディアの運用代行におすすめな会社を12選を詳しく紹介していきます。
▼<比較一覧表>オウンドメディア運用代行におすすめの会社12選
※クリックすると記事の該当部分にジャンプします
▽コンテンツ制作に 強い会社 | 特徴 | 主なプラン/料金 |
---|---|---|
株式会社 カスタムライフ | 創業からの自社メディア運営で培った 豊富なノウハウで徹底サポート◎ | 要問い合わせ |
株式会社 LUCY(バズ部) | Webマーケティング業界で有名な メディア「バズ部」の運営元 | 要問い合わせ |
有限会社 ノオト | 企業のストーリーや担当者の想いを引き出す 質の高い記事作成が得意 | 要問い合わせ |
▽SEOやサイト内導線 の設計に強い会社 | 特徴 | 主なプラン/料金 |
株式会社 PLAN-B | ユーザーニーズ×独自性を両立させた 高品質なコンテンツSEOに強み | 要問い合わせ |
XINOBIX 株式会社 | BtoBの支援実績が豊富! 内製化サポートにも対応 | 要問い合わせ |
株式会社 LIG | ユニークな企画で有名な自社メディア 「LIGブログ」の運営ノウハウ | メディアコンサルティング 月額50万円~*¹ |
▽総合支援に 強い会社 | 特徴 | 主なプラン/料金 |
株式会社 THE MOLTS | 戦略立案から施策の実行、 内製化支援まで柔軟に対応 | アドバイザー支援 月額40万円~ |
ナイル 株式会社 | 「ナイルのSEO相談室」の成功体験に 基づいた実践的な施策提案 | 要問い合わせ |
StockSun 株式会社 | 自社の課題に最適な担当者を 指名・変更可能! | 要問い合わせ |
▽専門領域に 強い会社 | 特徴 | 主なプラン/料金 |
株式会社 イノーバ | 製造業、人材、金融など 専門性の高い業界ニーズに対応 | 要問い合わせ |
株式会社 ZERO | 医療、不動産、美容、金融など 対応できる広いジャンル展開 | オウンドメディア構築 50万円~ |
CROCO 株式会社 | 様々な専門分野やニッチな領域の ライターをアサイン可能 | 要問い合わせ |
各社の強みに応じた分類で解説していくので、自社に適したサービスを提供している会社を比較・検討してみてくださいね!
3. オウンドメディア運用代行おすすめ|コンテンツ制作に強い会社3選
オウンドメディアのコンテンツはメディアを育てるために大切ですが、内製するのは大変ですよね。読者の心をつかむ質の高い記事や、独自性のある企画など、コンテンツの力で勝負したい企業におすすめの3社を紹介します。
オウンドメディア運用の外注を「まずはコンテンツ制作からスタートしてみたい」という会社にもおすすめです。
株式会社カスタムライフ

▼おすすめポイント
- 10サイト以上の自社メディアを運営してきた豊富な知見に基づいた支援
- SEO対策に加え、徹底したユーザーファースト視点でのコンテンツ制作が得意
- 様々なジャンル&比較・検証など詳しいリサーチにも対応できる制作体制◎
▼オウンドメディア運用代行の特徴
株式会社カスタムライフは創業からメディア運用を主軸にしており、「CUSTOMLIFE」など10以上のメディア立ち上げと年間5,000万PVを誇るメディアを育て上げた運用実績がある会社です。
また、そのノウハウを活かして単なるSEO対策にとどまらないユーザーニーズに徹底的に向き合ったコンテンツ制作を得意としています。既存記事のリライトにも対応可能です。
自社メディア運営に携わるディレクターやライターがサイト・コンテンツ制作~運用まで徹底的にサポートします!
▼料金・プラン
要問い合わせ(プロジェクトに応じて個別見積もり)
▼会社情報
会社名 | 株式会社カスタムライフ |
---|---|
所在地 | 東京都千代田区内神田2-15-9 The Kanda 282 7F |
設立年 | 2016年9月 |
公式サイト | https://customlife.co.jp/ |
\まずは気軽にご相談ください!/
株式会社LUCY(バズ部)

株式会社LUCY(バズ部)
▼オウンドメディア運用代行の特徴
Webマーケティングのメディア「バズ部」の運営元としても有名な株式会社LUCY(バズ部)は、「ユーザー主義」を大切にし、クライアントへの価値提供に徹底的に向き合う姿勢が魅力の会社です。
長年のメディア運営で培った独自のメソッドに基づき、検索エンジンと読者の双方から高く評価されるコンテンツを制作します。小手先のテクニックではなく、コンテンツの本質的な価値を高めたいと考える企業におすすめです。
▼料金・プラン
要問い合わせ
▼会社情報
有限会社ノオト

▼オウンドメディア運用代行の特徴
有限会社ノオトはWebメディアだけでなく、紙媒体の編集にも対応したプロ集団です。そのため、表面的な情報だけでなく、取材対象の魅力を深く掘り下げ、読者に伝わるコンテンツ制作力が強み。
企業のブランディングや、社員の想いを伝える採用オウンドメディアなど、人の心を動かすコンテンツを求める場合におすすめです。
▼料金・プラン
要問い合わせ(プロジェクトに応じて個別見積もり)
▼会社情報
会社名 | 有限会社ノオト |
---|---|
所在地 | 東京都品川区西五反田8-4-13 五反田JPビルディング2F co-lab 五反田 with JPRE A05 |
設立年 | 2004年7月 |
公式サイト | https://www.note.fm/ |

4. オウンドメディア運用代行おすすめ|SEOやサイト内導線の設計に強い会社3選
オウンドメディアのよくある失敗は「アクセスは集まるのに、問い合わせや資料請求といった成果に繋がらない」ことです。
この章では、検索流入の最大化や、獲得したアクセスを問い合わせ・資料請求といった成果(コンバージョン)に繋げるためのサイト設計に強みを持つ会社を紹介します。
株式会社PLAN-B

▼オウンドメディア運用代行の特徴
株式会社PLAN-BはSEOに関する深い知見と長年の実績が強みの会社です。特に、検索エンジンの評価を高めるための内部施策や、ユーザーに支持されるコンテンツ作りに定評があります。
自社開発ツールによる精緻な分析に基づいた、論理的で納得感の高い提案を求める企業や、コンテンツの力で検索上位表示を目指したい企業に適しています。
▼料金・プラン
要問い合わせ
▼会社情報
会社名 | 株式会社PLAN-B |
---|---|
所在地 | 大阪市西区新町 1-28-3 四ツ橋グランスクエア 6階(大阪本社) 東京都品川区東五反田2-5-9 CIRCLES with 島津山 3階(東京本社) |
設立年 | 2003年10月 |
公式サイト | https://www.plan-b.co.jp/ |
XINOBIX株式会社

▼オウンドメディア運用代行の特徴
XINOBIX株式会社は、単にアクセスを集めるだけでなく、リード獲得やCVに繋がる戦略の策定を得意としています。編集会議や業務のアドバイスなどクライアントの内製化に向けたサポートにも手厚く対応。
SaaS企業やITサービス企業など、マーケティングで課題を抱える企業にとって心強い会社です。
▼料金・プラン
要問い合わせ
▼会社情報
株式会社LIG

▼オウンドメディア運用代行の特徴
株式会社LIGは、500サイト以上のWeb制作実績と、ユニークな企画で有名な自社メディア「LIGブログ」の運営ノウハウなどが魅力の会社。ただ記事を作るだけでなく、メディア全体のデザインや体験(UX)まで含めた提案が可能です。
他社との差別化を図りたい、ユニークなブランディングを確立したい企業にもおすすめです。
▼料金・プラン
メディアコンサルティング:300万円~(6ヶ月)
▼会社情報
会社名 | 株式会社LIG |
---|---|
所在地 | 東京都台東区小島2-20-11 |
設立年 | 2007年6月 |
公式サイト | https://liginc.co.jp/ |
5. オウンドメディア運用代行おすすめ|総合支援に強い会社3選
戦略設計からコンテンツ制作、分析・改善まで、オウンドメディア運用全体を任せたい企業におすすめの3社を紹介します。事業全体の成長を見据えた、包括的なサポートが期待できますよ。
株式会社THE MOLTS

▼オウンドメディア運用代行の特徴
株式会社THE MOLTSは、オウンドメディアを単なる集客手段ではなく、事業課題を解決するための手段と捉え、クライアントの状況に合わせてフルカスタマイズした支援を提供しています。
将来的な内製化を見据えたコンサルティングにも対応しており、中長期的な視点で成果に徹底的にこだわる伴走型のサポートを求める企業におすすめです。
▼料金・プラン
- アドバイザー支援:月額40万円~
- コンサルティング/インハウス化支援:月額40万円~
- 運用及び施策代行支援:年間1,000万円~
▼会社情報
会社名 | 株式会社THE MOLTS |
---|---|
所在地 | 東京東京都目黒区平町2-13-5 |
設立年 | 2023年7月 |
公式サイト | https://moltsinc.co.jp/ |
ナイル株式会社

▼オウンドメディア運用代行の特徴
ナイル株式会社は長年のSEOコンサルティングで培った知見を活かした論理的な戦略設計を得意とし、なぜその施策が必要なのかを分かりやすく説明してくれます。
各種SEO業務のレクチャーなど、インハウス支援にも対応。オウンドメディアを起点としたデジタルマーケティング全体の最適化を目指す企業にとって、頼れるパートナーとなるでしょう。
▼料金・プラン
要問い合わせ(プロジェクトに応じて個別見積もり)
▼会社情報
会社名 | ナイル株式会社 |
---|---|
所在地 | 東京都品川区東五反田1-24-2 JRE東五反田一丁目ビル7F |
設立年 | 2007年1月 |
公式サイト | https://nyle.co.jp/ |
StockSun株式会社

▼オウンドメディア運用代行の特徴
StockSun株式会社は、提供するサービスの質にとことん向き合っている会社です。クライアント側がコンサルタントを指名できるため、相性の良い担当者と直接プロジェクトを進められる透明性の高さも魅力です。
オウンドメディア運用に加え、サイト制作や動画コンテンツ制作など、様々な施策に対応。実践的な内製化支援も相談で可能です。
▼料金・プラン
- Webコンサルティング・実行支援:要問い合わせ
- 定額制Webマーケティング支援「マキトルくん」:月額5万円~
▼会社情報
会社名 | StockSun株式会社 |
---|---|
所在地 | 東京都新宿区西新宿3-7-30 フロンティアグラン西新宿地下1階B102号室 |
設立年 | 2017年7月 |
公式サイト | https://stock-sun.com/ |
6. オウンドメディア運用代行おすすめ|専門領域に強い会社3選
医療・金融といった専門分野のオウンドメディアでは、業界特有の深い知見がコンテンツの質と信頼性を左右します。この章では、様々な領域に対応できる会社を3社紹介します。
株式会社イノーバ

▼オウンドメディア運用代行の特徴
株式会社イノーバは、見込み客の獲得から育成まで、BtoBマーケティングのプロセスに応じた支援をしてくれる会社です。BtoB企業を中心にマーケティング支援をしてきた実績から、成果にこだわったサービスを提供しています。
豊富なライターネットワークを持ち、薬機法の遵守など業界特有の様々なニーズに応えるコンテンツ制作に対応しています。
▼料金・プラン
要問い合わせ
▼会社情報
会社名 | 株式会社イノーバ |
---|---|
所在地 | 東京都新宿区市谷船河原町9-1 NBCアネックス市谷ビル7階 |
設立年 | 2011年6月 |
公式サイト | https://innova-jp.com/ |
株式会社ZERO

▼オウンドメディア運用代行の特徴
株式会社ZEROは幅広い業界への対応力で医療、不動産、金融など様々なジャンルの記事制作実績がある会社です。また、月間の記事作成数は1,000件以上と制作ボリュームも魅力で、クライアントの多岐にわたるニーズに応えることができます。
集客したユーザーを成果に結びつけるためのLP制作も得意としており、集客からCVまでを一貫して強化したい企業におすすめです。
▼料金・プラン
- 記事制作代行:月額40万円~
- オウンドメディア構築:50万円~
※別途、初期費用として30万円が発生
▼会社情報
会社名 | 株株式会社ZERO |
---|---|
所在地 | 東京都港区浜松町1-1-10 立川ビル5階 |
公式サイト | https://zero-s.jp/ |
CROCO株式会社

▼オウンドメディア運用代行の特徴
CROCO株式会社は、豊富なライターネットワークにより、あらゆるジャンルと量のコンテンツ制作に対応できるのが強みの会社。ニッチなテーマや、有資格者による専門的な記事も対応が可能です。
分析やコンテンツのブラッシュアップに独自の自然言語処理技術を用いており、テクノロジーと人の力を組み合わせ、効率的なコンテンツ制作がかないます。
▼料金・プラン
要問い合わせ
▼会社情報
会社名 | CROCO株式会社 |
---|---|
所在地 | 東京都渋谷区代々木4-33-10 トーシンビル6階 |
設立年 | 2015年3月 |
公式サイト | https://cro-co.co.jp/ |
\自社に必要な支援って何?/
7. オウンドメディア運用代行会社の選び方6つのポイント
この章では、数多くの選択肢から自社に最適なオウンドメディア代行会社を選ぶために、大切な6つのポイントを解説します。
▼オウンドメディア運用代行の選び方
自社の課題感と代行会社のサービスがマッチするか見極めて決めましょう。
① オウンドメディア運用の目的に適した強みを持つ会社がおすすめ
まず、オウンドメディアの運用目的(目指したいゴール)を明確にしましょう。実際に代行会社選びをする際、目的と得意領域が合致した代行会社に依頼するとミスマッチを減らして柔軟なサポートを受けやすいです。
オウンドメディア運用の目的別・おすすめな代行会社
オウンドメディア運用の各目的に応じたおすすめ会社の特徴は以下の通り。
▷スクロールできます
運用代行の目的 | おすすめの会社(強み) | 本記事で紹介した会社 |
---|---|---|
高品質な記事を 安定的に制作したい | コンテンツ制作に強い会社 | ・株式会社カスタムライフ ・株式会社LUCY(バズ部) ・有限会社ノオト |
CV獲得やリード獲得 に繋げたい | SEOやサイト内導線の 設計に強い会社 | ・株式会社PLAN-B ・XINOBIX株式会社 ・株式会社LIG |
戦略から改善まで 全般業務を任せたい | 総合支援に強い会社 | ・株式会社THE MOLTS ・ナイル株式会社 ・StockSun株式会社 |
特定の業界・目的に 特化したい | 専門領域に強い会社 | ・株式会社イノーバ ・株式会社ZERO ・CROCO株式会社 |
問い合わせをする代行会社をピックアップする際は、上記のように自社のニーズにマッチしているかをチェックしてくださいね。

オウンドメディアの目的がブランディング向上なら、企画力やクリエイティブ制作に長けた会社もおすすめですよ◎
② 自社メディアに適した形式のコンテンツ制作に対応している
オウンドメディアで発信する情報は、テキスト記事だけではありません。ユーザーの理解を深め、満足度を高めるためには、様々な形式のコンテンツが必要です。
依頼を検討している会社が、自社のメディアに必要なコンテンツ制作に対応できるかを確認しましょう。
- SEO記事
- 顧客への取材・インタビュー記事
- 図解やイラスト、インフォグラフィック
- ランディングページ(LP)制作
- SNS投稿コンテンツ
- 動画コンテンツ(シナリオ制作、撮影・編集)
- ホワイトペーパーやeBook
対応できるコンテンツの種類が豊富な会社ほど、多角的なアプローチの提案が期待できます。
③ 自社の業界・業種での支援実績がある
特に医療、金融、不動産、BtoBのSaaSなど、専門的な知識が求められる業界の場合、支援実績があるかは必ず確認しておきたいポイントです。
実績がある代行会社に依頼すれば、過去の経験やノウハウを活かしてサービスを提供してもらえる可能性が高まります。各業界特有のユーザーの顕在的・潜在的ニーズにしっかり応えたコンテンツ制作などが期待できますよ。
公式サイトの実績ページを確認したり、問い合わせ時に直接質問したりして、自社と近しい実績があるかを確認しましょう。

実績がない場合は、「どのように専門性高いコンテンツの質を担保するのか」のすり合わせが必要です。
監修対応の費用や有資格者によるチェック体制などを確認しましょう◎。
④ 契約後のコミュニケーション体制がスムーズ
オウンドメディアの運用代行は、代行会社と二人三脚でプロジェクトを進行していきます。そのため、日常的なやりとりからトラブル時まで、担当者との円滑なコミュニケーション体制が大切です。
契約前に、以下の点を確認しておくと良いでしょう。
- 報告・定例会の頻度と形式(例:月1回の対面会議、週1回のオンラインMTGなど)
- 普段の連絡手段(例:メール、Slack、Chatworkなど)
- 質問や相談へのレスポンスの速さ
- 提案内容が分かりやすく、こちらの意図を汲み取ってくれるか
初回相談時の担当者の対応なども、重要な判断材料になります。
⑤ 将来的な内製化支援があると便利
「いつかは自社で運用できるようになりたい」と考えている場合、内製化支援のサービスがある代行会社がおすすめです。単に契約したオウンドメディア運用業務を代行してもらうだけでなく、
- 運用ノウハウの共有
- 社内担当者向けの研修
- マニュアル作成
などを通して、自社に知識やスキルが蓄積されるような支援を行ってくれる会社を選びましょう。これにより、契約終了後も社内チームでメディアを継続していく組織育成に繋がります。
⑥ 費用対効果の説明に納得できるか
見積もりを依頼した際には、金額だけでなく、その内訳や根拠をしっかりと確認しましょう。
「なぜこの金額なのか」「その施策によってどのような効果(KPI※)が見込めるのか」といった費用対効果に関する説明に、自社が納得できるかが重要です。明確な説明ができる会社は、自社のサービスに自信と責任を持っている証拠とも言えます。
※KPI(Key Performance Indicator):重要業績評価指標。目標達成に向けたプロセスの達成度合いを測るための中間指標のこと。
\まずは気楽に無料相談!/
8. オウンドメディア運用代行の費用相場
ここでは、運用代行にかかる費用について、さらに詳しく掘り下げていきます。予算を検討する際の参考にしてくださいね。
オウンドメディア運用代行の費用相場
オウンドメディアの運用代行は、業務内容によって費用が大きく変動します。代行会社への外注内容に応じた費用の目安は以下の通りです。
▼<一覧表>オウンドメディア運用代行の費用目安
▷スクロールできます
運用業務 | 費用の目安 (相場) | 業務・費用の詳細 |
---|---|---|
戦略設計 ・企画 | 15万円 ~50万円 | 市場調査、競合分析、ペルソナ設定、KPI設計などオウンドメディアの成功に向けた戦略立案をします。分析の粒度や規模感などにより金額が変わります。 |
サイト制作 ・構築 | 80万円~ 300万円 以上 | サイト設計、デザイン、CMS構築など、オウンドメディアの土台を作成します。オリジナルデザインや、複雑な機能を実装すると費用が高くなる傾向にあります。 |
コンテンツ 制作 | 3万円~10万円 /1記事 | キーワードに基づいたコンテンツを制作します。形式や文字数、取材、図解作成などにより金額に差が生じます。特に専門性の高いジャンルは高額になる傾向です。 |
メディア運用 | 5万円~ /月 | 記事のCMS入稿・公開、コメント監視など、日々のメディア運営業務を担います。更新頻度や、技術的なメンテナンスの有無などにより費用が変わります。 |
効果検証 ・分析 | 5万円~ /月 | オウンドメディアの現状と課題を分析し、修正点やSEO強化等の施策を検討。事業目標達成に貢献するための改善案を作成します。 |
総合支援 | 50万円~ /月 | オウンドメディアの運用全般の業務をサポートするプランです。記事制作本数や、打ち合わせの頻度、体制など、プロジェクト全体の規模に応じて費用が決定されます。 |
毎月一定の予算がある場合は、総合支援など様々な業務を依頼すると自社のリソースを抑えてコア業務に集中できます。
予算が限られる場合や、オウンドメディアの立ち上げ・運用フェーズに応じて必要な部分から利用するのもひとつの手ですよ。
料金プランの種類と注意点
オウンドメディア運用の代行費用は、依頼範囲や業務の内容によって大きく変動します。業務全般を依頼するなら、費用が年間で1,000万円をオーバーするケースもあります。
オウンドメディアを外注する際、安さは決め手になりますが、それだけで代行会社を選定するのは避けたいところです。
まずは自社のニーズを明確化し、それに対して見積もり金額の範囲内でどんなサービスを提供してもらえるのかを確認しましょう。

クラウドワーカー個人に依頼すれば代行会社に依頼するより費用を抑えやすいです。
しかし、対応できる範囲やスキルなど慎重な見極めが必要です△
\予算内でどんな支援ができる?/
9. オウンドメディア運用を代行会社に依頼する流れ
実際に問い合わせてから運用が始まるまで、どのようなステップで進むのか、依頼側の視点も交えながら具体的な流れを見ていきましょう。
▼オウンドメディア運用代行の流れ
① 問い合わせ・ヒアリング
まずは気になる数社に公式サイトのフォームなどから問い合わせます。その後、初回ヒアリングが行われます。この段階で、依頼側は自社のニーズを具体的に伝えられるよう整理しておくと、話がスムーズに進みます。
- 自社が抱える課題
- オウンドメディアのターゲット
- オウンドメディアの目的
- 目指したいゴール
- 予算感
代行会社はヒアリングで提示した内容を基に事業への理解を深め、自社に適した提案の準備を進めてくれます。
② 提案・見積もり
ヒアリング内容に基づき、代行会社から具体的な施策の提案と見積もりが提示されます。ここでは、提案内容が自社の課題解決に繋がるか、予算内でどこまで支援をしてもらえるかなどを慎重に検討します。
複数社から合い見積もりを受けておくと、各社の強みやアプローチの違いが明確になるため自社に適した選択がしやすいです。
③ 契約・キックオフミーティング
提案内容に合意したら、契約を締結します。その後、プロジェクトの成功に向けて、関係者全員で目標や役割分担、スケジュールなどを共有する「キックオフミーティング」が行われるのが一般的です。
ここでお互いの認識をしっかりすり合わせておくと、以降の進行やコミュニケーションのトラブル防止などに繋がります。疑問や小さな不安など、色々相談してみましょう。
④ 戦略設計・運用開始
キックオフミーティングの内容を基に、より詳細な戦略(キーワード選定、コンテンツプランなど)が設計され、コンテンツ制作やサイト改善などのオウンドメディアの運用がスタートします。
依頼側も、コンテンツのチェックや情報提供、公開に向けた社内調整など代行会社と協力しつつ進行していきます。
⑤ 定期レポーティングと改善会議
オウンドメディア運用は施策の状況や結果を定期的にモニタリングし、コンテンツのリライトや戦略の見直しなどを行います。
代行会社に依頼する場合、月に1回程度の頻度で、アクセス状況や施策の成果をまとめたレポートなどで報告を受けることが一般的です。
そのレポートを基に改善会議を行い、次月の施策を決定していきます。「計画→実行→評価→改善」のPDCAサイクルを回し続けることで、オウンドメディアを成長させていきます。
10. オウンドメディア運用代行に関するよくある質問
最後に、オウンドメディア運用代行を検討する際によく寄せられる質問とその回答をまとめました。
▼オウンドメディア運用のデメリット

気になる質問からチェックしてくださいね!
Q1. オウンドメディア運用は成果が出るまでにどのくらいの期間がかかりますか?
A. 一概には言えませんが、一般的に最低でも半年から1年程度の期間が必要です。
オウンドメディアは、Web広告のようにすぐ効果が出るものではありません。
コンテンツが検索エンジンに評価され、少しずつサイト全体の信頼性が高まっていくことで、安定した集客につながるため、長期的な視点で取り組むことが重要です。
Q2. オウンドメディアの運用代行は途中で解約できますか?最低契約期間は?
A. オウンドメディアでは成果を出すまでに一定の期間が必要なため、多くの運用代行会社で、3ヶ月〜1年程度の最低契約期間が設けられています。
契約前には、契約期間と更新・解約の条件を必ず確認するようにしましょう。
Q3. オウンドメディアの費用対効果は?
A. 費用対効果は、PV数やCV数といった直接的な数値だけでなく、多角的に見る必要があります。
例えば、
- 「企業の専門性や信頼性が高まることによるブランディング効果」
- 「オウンドメディア経由の契約やリード数の増加」
- 「採用応募者の質の向上といった採用効果」
- 「広告費の削減効果」
なども、長期的に見れば大きなリターンと言えます。短期的なROI(投資収益率)だけでなく、こうした資産価値も考慮することが大切です。
Q4. オウンドメディアの立ち上げまでどれくらいの期間がかかりますか?
A. サイトの規模や設計の複雑さによりますが、戦略設計からサイトをデザインし、公開するまで、一般的には2ヶ月~6ヶ月程度が目安となります。
既存のWebサイトにブログ機能を追加するだけであれば、より短期間で開始することも可能です。
11. まとめ
この記事では、オウンドメディアの運用代行会社の選定に関わる様々なポイントを解説しました。最後に、外注におすすめの12社をもう一度おさらいしましょう。
▼<比較一覧表>オウンドメディア運用代行におすすめの会社12選
※クリックすると記事の該当部分にジャンプします
最適なパートナーを見つけることは、オウンドメディアの成功、ひいては事業の成長に直結します。ぜひ自社にあった代行会社に依頼して、オウンドメディア運用を成功させてくださいね!